2017年5月2日(月)
5月例会
三木商工会館4F大会議室
2017年5月2日、三木商工会館にて5月例会が開催されました。2名のオブザーバーと、1名の候補者の方が例会に参加されました。
5月例会は連繋強化委員会の設営のもと、「柔軟に受け取り、周りを巻き込む人間力」という演題のもと、パティスリーワイスタイルの横山由樹先生を講師に迎え、ご講演いただきました。
近年、各企業が社員教育を行う上でコミュニケーションを図ることの重要性と難しさが課題となっており、私たち三木青年会議所メンバーは各企業のリーダーとしてどのようにコミュニケーションを取り、職場づくりに取り組んでいくかを学ぶ機会となりました。
JCIクリードは連繋強化委員会 小山稔和君、JCIミッション・JCIビジョンは連繋強化委員会委員長 山本俊行君、JC宣言文朗読並びに綱領唱和は連繋強化委員会 黒田浩一君がそれぞれ行いました。
続きまして、藤原和則理事長よりご挨拶いただきました。
その後、5月例会にご参加頂きました3名のご紹介がありました。
続きまして、3分間スピーチが行われました。2017年度のテーマは「三木の魅力+1(プラスワン)」です。連繋強化委員会 小山稔和君、魅力発信委員会 戸田大輔君が行いました。
小山君は三木の電車の利便性の悪さを指摘。車両の内装自体を和室空間にするなど奇抜な発想で話題を作り、集客を狙う方法を提案しました。
戸田君は三木の魅力をゴルフ場・金物・山田錦・多くの施設や自然と語った後、人と人とがもっと繋がり、市民同士の心の距離が縮まるような三木のまちづくりを目指したいと発表した。
続きまして、講演に移りました。
5月例会の講演のテーマは「柔軟に受け取り、周りを巻き込む人間力」でした。箕面市にあるパティスリーワイスタイルのオーナーシェフ、横山由樹先生を講師にお招きしました。
横山由樹先生は私たちと同じ三木市の出身で、大阪の製菓学校を卒業後、神戸や広島で修業され、広島でスーシェフとして活躍。37歳の時に世の中を幸せにする洋菓子を提供できる人になりたいと箕面市桜の地に、パティスリーワイスタイルを開店されました。現在はオーナーシェフをされながら、地域の子どもを対象に「夢ケーキ」と題して、家族に今後の夢を話していただき、その夢をイラストに描いてもらい、そのイラスト通りにケーキを作るイベントや、ハロウィーン等、積極的に地域を巻き込んだイベントを行っています。また、ワイスタイルでは、従業員に対する接し方を工夫され、働きやすい環境づくりに努めています。
修業時代に人間関係で苦悩された経験を糧に独学で心理学やコミュニケーションについて勉強され、現在のお店に活かされています。そのノウハウに三木青年会議所メンバーも興味津々でした。
横山先生から、売り上げ数量日本一を誇るマカロンと、もみじフィナンシェがメンバーに振る舞われました。抜群においしかったです。
横山先生のお店では、人の心を掴み、笑顔にできる取り組みをたくさん行われており、地域の事を考える三木青年会議所メンバーにとっても参考になる貴重なお話を聞くことができました。
講演終了後、安倍賢志専務理事より、謝辞が述べられました。
今月の監事講評は田中聖之直前理事長でした。
この例会を設営するにあたり、事前の打ち合わせ等がどれだけできていたか、今後に活かしていけるよう今一度しっかり見直してほしい。
今の三木青年会議所メンバーは本当に活発で元気があるが、先輩方が築き上げてきた三木青年会議所の伝統を改めて考え、守るべきものと変化させていくものの区別をして活動していってほしいと語った。
今回の講演をうけ、メンバー一人ひとりが、リーダーとしての接し方、そして人間力について改めて考え、明るい豊かな社会の実現へ向けて、これから社業やJC活動、ひいては地域の発展に貢献できるような人間力を身につけていければと思います。