h_inquiry.jpgh_link.jpg

                          12月例会  2013年度最終例会                           12月例会  2013年度最終例会                              卒業生送り出しゴルフコンペ                              11月例会~卒業スピーチ~                             11月例会~卒業スピーチ~                        10月例会~真の国際人育成プログラム~                              10月例会~新入会員~                         10月例会~真の国際人育成プログラム~                        9月例会~アクティブチェンジで駆け上がれ~                                 中暦JCとの調印式                                中暦JCとの調印式                             中暦JCとの調印式~懇親会~                     心つながる能体験~伝統芸能から学ぶ道~発表会                     心つながる能体験~伝統芸能から学ぶ道~発表会                        会員ソコヂカラ委員会~海遠足IN今子浦~                        会員ソコヂカラ委員会~海遠足IN今子浦~                              8月例会~生涯一Jaycee~                    心つながる能体験~伝統芸能から学ぶ道~最終お稽古                 第2回じゃがいも交流会BBQ~LOMの元気をじゃがいもから~                     心つながる能体験~伝統芸能から学ぶ道~ 第2回目                                 7月例会開催                           7月例会  100%例会達成!!                             2013年度 新入会員の皆様                         心つながる能体験~伝統芸能から学ぶ道~                        心つながる能体験~伝統芸能から学ぶ道~                        6月例会【家訓づくり・心をつなぐ芯をつくろう】                          兵庫ブロック協議会 LOM役員懇談会                          兵庫ブロック協議会 LOM役員懇談会                          兵庫ブロック協議会 LOM役員懇談会                   5月例会 佐久間健様をはじめとするトレーナーの皆様                           マインドマップで企画を発表                            3月例会 ジャパンプライド セミナー                       日本青年会議所会頭 小畑宏介君 と理事長 橘田剛君                             2月例会 橘田剛理事長 挨拶                               事業説明会 各委員会への質問                              1月例会 理事長挨拶                               新特別会員への記念品贈呈                            新年賀会 2013年度役員紹介

京都会議 新年式典

日付:1月20日(日)
時間:9:00~10:15 
場所:国立京都国際会館 

公益社団法人日本青年会議所の新年度のスタートとなる通常総会を始めとする諸会議を、「京都会議」と総称しています。この京都会議は、公益社団法人日本青年会議所の運動を全国の会員会議所理事長とメンバーへ伝える場として重要な位置づけとなっています。
20日(日)は、公益社団法人日本青年会議所会頭 小畑宏介君の所信を仰ぎ、全国のメンバーと共に一年の方向性を共有いたしました。


1.jpgDSC00227.jpg
 開会前の会場の雰囲気 満席です。



DSC00228.jpg
まずは、オープニングセレモニー



DSC00232.jpgDSC00235.jpg
前日、御一緒だった
台湾JCの リバー副会頭(中暦JC出身)も来賓として御出席



DSC00236.jpg
近藤副理事長は、理事長代理としてメンバーとは別の理事長席に



【会頭所信表明】

 試練を与え続ける天、震災のあの日から、わが国は再び希望を取り戻せたのだろうか。新しい震災後時代への胎動が始まった。私は覚悟を持ってこの国の燈火となる。
 みなさんは、人生のゴールを普段から考えて生きていらっしゃるでしょうか。
2011年3月11日、東日本大震災、その大震災がもたらした大津波は、すべてを一瞬で消滅させた。愛する家族や、かけがえのない友人、生まれ育ったふるさとの風景や思い出の詰まった学校や会社、ありふれた日常を一瞬で消し去ったのであります。
永い間世代を繋ぎ、夢を描いていたであろう、多くの人々の人生を大きく狂わせたあの日、きっと、これからも天は試練を与え続けます。

しかし、人間はあきらめるわけにはいきません。震災のあの日からわが国は希望を取り戻せたのだろうか。いつどんな事が起こるとか、それはだれにもわかりません。明日が当たり前にくるとも限らないし、10秒後も未来ですら誰にもわからないのです。
だからこそ、この授かった命を大事にして、一瞬一瞬を誠実に生きていく事が大切だと切に思うのです。何事にも真摯に向き合い、大事な事を仲間と共に見つけ、自分と向き合い、本当に大切な事を探し続け、挑戦し続ける。

今日、ここにお集まりいただいた皆様と共に、新しい時代への胎動へ、震災後時代を確かなものとするために、これまで培ってきたすべての経験がここにあり、これから始まる未知への挑戦は、明日の自分につながります。今日、この時、この瞬間のこの思いを全国に発信していくために、ここにいらっしゃる皆様と共に、全身全霊で挑むこの2013年度京都会議が、本年の日本の青年会議所運動の始まりの時なのであります。

 私は、公益社団法人日本青年会議所の第62代会頭を務めます小畑宏介であります。ようこそ、この京都の地へお越しくださいました。皆様とこうして本年の青年の運動を、ここ京都からはじめられます事を心から感謝と御礼を申し上げます。
2012年10月13日、北九州の地で、私は永い間紡いでこられた日本の青年会議所運動の証であるプレジデンシャルリースを、歴代会頭の皆様をはじめ、多くの先輩からお預かりをいたしました。
そしてその時、これまでと変わる事無く誠実に、そして真摯に青年会議所運動に向き合う誓いをたてました。
そして、日本青年会議所はどこまでいっても、全国698の会員会議所の発展のために存在する、これからも皆様の尊い地域の運動を支えていく事をお約束いたしました。
過去から未来へとつながるバトンをしっかりと受け継ぐ、その重い伝統と歴史をしっかりとかみ締め、皆様とのお約束を胸に、2013年度は歩みを始めたのであります。そこから、私たちの旅が始まりました、北九州発の旅であります。
勇壮なる日本に向けた、所信と言う切符を握り締め、恒久的世界平和を願い「新しい時代への燈火となれ」それを合言葉に、全国各地、そして、世界中で出会う人々や出来事、そのつながる先に最良の変化を起こしていく旅であります。この旅のその先に、私たちが描く、新しい日本の姿があることを切望しているのであります。

2.jpg
公益社団法人日本青年会議所 小畑宏介 会頭


 いまだ日本は、閉塞感の中でもがき、漂流と停滞を繰り返しています。あの大震災から東北と、日本全体の復興、政治への不信、失われた30年になると言われる経済不安、さらには領土領海が脅威にさらされる安全保障問題など、日本は今、どの国も経験した事がない問題を抱えているのであります。また、国際社会においても確かな立ち位置をもたなくてはなりません。
日本は今、前に進まなくてはいけないのです。震災から1年と10ヶ月、わが国が混迷を極める中、確かな事は、私たち青年が嘆いて立ち止まっている時ではないと言う事であります。
かつて、先行きが見えない戦後の混乱期に、私たちの先輩が日本の未来を強く信じて自らが暗闇を照らす光となったように、次世代の為に覚悟を持って日本の希望となれるのはいったい誰なのでしょうか。
それは、私たちJCでしかないのです。なぜなら、創始の精神をしっかりと受け継ぎながら、つねに新しい英知を導入し、これまでずっと時代の先端で未来を切り開き運動を続けてきた、それが、我々青年会議所だからであります。

 自分達に誇りと自信を持とうではありませんか。
政権交代と共に幕をあけた2013年はいったいどんな年になるのでしょうか。もちろん、私たちのこの手で実りあるすばらしい年にしていかなくてはなりません。私たちの旅はどんな旅になるのでしょうか、2013年度をどんな年にすべきなのかは、基本理念(未来への決断、すべてとの繋がりを持って勇壮なる日本の創造を)に記されてあります。

私は勇壮なる日本をつくりたい、わが国日本は、今を生きる私たちだけのものではありません。これまで日本をつくってきた先人達のものであり、これからを生きる次世代の人達のものであります。
いつの頃からかこの日本にすみ続け停滞をさせる無関心と言う名の魔物がはびこるようになりました。当事者意識を剥ぎ取り、どこか人事にさせて、いつか誰かがやってくれるだろうと思わせる。
そして、あの悲しい出来事でさえも風化をさせてしまうのであります。

私は、戦後の日本を切り開いてきた、何事にも負けない勇壮な日本を創りたいのであります。
この国の運命は私たちに懸かっている、私たち一人ひとりが行動するんだと言う気概と覚悟をもって、今私たちが、すべての結びつきを照らし出して、愛する家族や、かけがえのない友人といった、大切な人がいる地域や日本の為に、そして世界の為に、次世代を願うからこそできる未来への決断を本年はしていかなくてはならないと思うのであります。

震災以降、時計は止まったままです、みんなの時計を止めてしまったあの大震災から未来に向けて時計の針を進める運動と向き合う1年にしていく事を誓います。
いったい私は何者で、どこに立っているのか。それは、私と結びつくすべての繋がりが教えてくれます。私は一人ではない、皆さんも決して一人ではありません。今こうして2013年度、日本の青年会議所運動の始まりの時にあたり、こうして皆さんとしっかりと繋がっています。

人生は旅である。その旅は片道切符の旅である。帰りはないのです。だからこそ、帰ることのない前進を続けようではありませんか。たとえどんなに壁が高くとも、前が暗くとも、喜びも悲しみも引き連れて全国3万5千人の同士と共に絶える事のない未来に向かって前進を続けようではありませんか。

あらためてここに宣言する。私たちは未来を創る。真っ白なキャンバスに、希望に満ち溢れた未来を一つひとつ書き足してまいります。勇壮なる日本へ、地域と日本を照らす為に、私は燈火となります。

強くもやさしい希望という名の燈火となります。皆さんも地域を照らす燈火なのです。一人ひとりが明るく照らす事ができれば日本は光り輝くはずです。
今、燈火が私から皆さんへ、皆さんから地域へ、地域から日本へ、そして世界へと、未来への輝きは青年会議所から発信するのであります。

共に歩んでまいりましょう。今、新しい震災後時代への胎動が始まりました。
今日のこの思いを全国に発信していく為に、我々はすべてとのつながりをもち、共に全身の力をこめて勇壮なる日本に向かい、気概と覚悟をもってこの国の燈火となる。


3.jpg
記念撮影。今年は体調不良のメンバーが多く、少し寂しい人数での
参加となりまいたが、小畑会頭の熱い所信を胸に、
地域での活動に向けて、決意を新たにしたのでした。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。