◆ 魅力あるリーダー育成事業 ◆

(2016年9月10日/大阪府大阪市)


 2016年9月10日に、大阪府大阪市内の会場にて、会員研修事業として、会員研修
委員会の設営による、魅力あるリーダー育成事業を開催いたしました。

 田中聖之理事長の挨拶、黒田浩一会員研修委員会委員長の主旨説明のあと、西村佳哲同
委員会副委員長の司会のもと、3部構成の研修事業が始まりました。

 

 第1部では、魅力あるリーダーの資質の一つとしての「人に感謝の心を持つ」というこ
とを学ぶために、会員研修委員会の運営で、自分史を作成しました。
 自分の人生を振り返り、様々な出来事を思い返して、年表を作成し、どんな出来事にお
いてどんな人にどんな助けを頂いたのか、を想いだし、現在の自分の環境やそれを支えて
くれている人々への感謝を新たにしました。




   第2部では、日本人の精神性を踏まえたリーダー育成セミナーでご活躍の加納聖士 氏を講師にお招きし、『日本の歴史から学ぶ日本人の思いやりの心』をテーマにご講 演いただきました。  私たちが知らない日本史の出来事の背景に、様々な日本人の精神性があること、そ して、それを踏まえたリーダーの資質について、理論立てて解説して頂きました。  講演を聴いたメンバーも、自分たちが知らない歴史や精神性について学べたことは とても新鮮で、日本人としての誇りを刺激されたと、好評でした。  最後の第3部では、ご両親の居酒屋チェーンを立て直し、さらに発展させることに成功 した経営者として有名な藤田順也氏を講師にお招きし、『経営者講演』をテーマにご講演 いただきました。  藤田氏の体験談は、天才による順風満帆なサクセスストーリーというものではなく、人 間としての未熟さゆえの失敗を何度も繰り返し、危機に陥る中で、苦境を乗り切り、会社 を立て直していくには、人間としての成長が不可欠であるとの確信を得るに至る、という ものでした。  そして、自分だけが成長するのではなく、周囲や部下の成長を促す事も、経営には不可 欠であるということも教えて頂きました。  知識だけではなく、人間的な成長による大きな人間性こそ、リーダーにとっての大切な 資質であるという教えは、多くのメンバーに大きな示唆を与えました。

 最後に、全員で、当日の研修を受け得て思い至った自分なりの座右の銘を、色紙に書いて、 事業を終えました。  長丁場でしたが、大変有意義で、メンバーも多くの示唆と刺激を受け取ることができ、大 成功で終わりました。